kaidaten's blog~書評ノート~

日経新聞関連の時事ネタを中心に書評ノートを公開中。小説や実用書、自己啓発本についてもたまにエントリー。

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小説

ノルウェイの森

今更ノルウェイの森を読んだ ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/03/13 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (54件) を見る 今更、名作中の名作、鉄板中の…

又吉の第二作「劇場」〜ダメな男とそれを支える女性〜

売れない演出家と女優志望の女性の生活を描く「劇場」 劇場 posted with ヨメレバ 又吉 直樹 新潮社 2017-05-11 Amazon Kindle 楽天ブックス 又吉の小説第二作「劇場」を読了した。 作品全体に散りばめられている主人公のクズさ。ヒモ男とはこういうものなの…

A Monster Calls〜怪物はささやく〜

誰人の中にも良心と悪意が共存しており、それらの狭間で判断が付かないことが往々にしてある。「怪物はささやく(A Monster Calls)」で出現する「怪物」が少年に伝えたかった少年の真実とは?

男のアレが入らないという話を読んだ

こんな本が本屋のベストセラーコーナーに置いてあるとは。おもしろい時代になったものだ。でもおもしろい。

圧倒的な美しさ「羊と鋼の森」

羊と鋼の森 羊と鋼の森 posted with ヨメレバ 宮下 奈都 文藝春秋 2015-09-11 Amazon Kindle 楽天ブックス 美しい。圧倒的な美しさ。 こんなに繊細な小説が近年あっただろうか。いやない。紡ぎ出される言葉すべてが丁寧に丁寧に扱われている。 暖かい木のぬ…

「何者」を読んで気付かされたこと

就活が舞台の小説 何者 (新潮文庫) posted with ヨメレバ 朝井 リョウ 新潮社 2015-06-26 Amazon Kindle 楽天ブックス 朝井リョウの小説がまた映画化されているそうだ。 「桐島、部活やめるってよ」で華々しくデビューした朝井リョウ。独特な視点から構成さ…

自分の軸を他人に合わせるな〜コンビニ人間〜

芥川賞受賞のコンビニ人間 コンビニ人間 posted with ヨメレバ 村田 沙耶香 文藝春秋 2016-07-27 Amazon Kindle 楽天ブックス 一行目から「この作品はおもしろい!」と感じた。久しぶりにヒット作に出会うことができたので、更新が滞っていたブログを再開し…

土佐堀川〜朝ドラでは描かれなかった広岡浅子の物語〜

NHK朝ドラ「あさが来た」が終盤を迎えている。視聴率は軒並み高く、朝ドラ史上でもヒット作の部類に入ったと言えるだろう。その原作が、本書「小説 土佐堀川」。発刊年は1988年。大阪・中之島の図書館にただ一冊だけ置かれていた同書を、NHK製作担当者がたま…

ちょっと今から仕事やめてくる

本書冒頭のサラリーマン生活の鬱描写は実にリアルだと感じた。なんのために生きるのか?そんなことを感じながら、いやそれすらも考えられずに働いてる時期が私にもあった。人は苦しむために生まれてきたのではない。幸せになるために生まれてきた。

1973年のピンボール(村上春樹)

主人公は翻訳の仕事で生活費を稼ぎ、双子の姉妹と生活をともにする。そしてピンボールにはまる。鼠と呼ばれる青年は毎日のようにジェイズ・バーに通い、バーテンと交流を深めつつ、年上の女と出会い、女を抱く。村上春樹の登場人物は、いとも簡単に女を抱く…

海辺のカフカ(村上春樹)

人は、ある場合において、現実と乖離した世界に遷移することができる。それはまるで真っ白な部屋に置かれたガラスのように、当事者はある瞬間までその存在に気付くことができない。入り口は特定の形態を持たないかわりに、ある程度の”集中”と、スイッチとな…

月の砂漠をさばさばと〜さきちゃんとお母さんのものがたり〜

子どもから大人まで多くの層の人に読んでほしい。現状うまくいってる人にも、心を少し壊してしまった人にも、読んでほしい。ある人には自分の生き方を振り返る機会を与えてくれ、ある人には心の薬を提供してくれる作品だと思う。

風の歌を聴け(村上春樹)

村上作品に興味を持っていることを本好きな女友達に伝えると、本書「風の歌を聴け」をお薦めされた。後日、行きつけの本屋で購入して読了。

アフターダーク(村上春樹)

アフターダーク=”日没後”。この物語は、”日没後”の都心の街か舞台。”浅井マリ”という女学生が主人公。彼女が都内のファミレスで長い夜を明かそうと、一人読書している描写から全てが始まる。やがて”高橋”という飄々としたバンドマンが登場し、浅井マリの長…

「火花」という名作

”芸人が書いた”というバイアスを抜きにしても、この「火花」という純文学小説の内容は名作に値すると思う。お笑い芸人である主人公の心境や、その時々の情景の描写が斬新・かつ繊細で、読み進めるうちにイメージが頭の中に自然と浮かび上がってくる。そして…

深夜特急6〜南ヨーロッパ・ロンドン〜

書評 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)[Kindle版] posted with ヨメレバ 沢木 耕太郎 新潮社 2011-06-01 Kindle Amazon[書籍版] シリーズ最後の一冊。 「ワレ到着セズ」の一節は印象的。旅が長くなるにつれ心身磨耗していく筆者であったが、こ…

深夜特急5〜トルコ・ギリシャ・地中海〜

書評 深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫) 作者: 沢木耕太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/05/30 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 38回 この商品を含むブログ (84件) を見る シリーズ第5弾は、ひたすら内面と向きあう。 どこに行…

深夜特急4ーシルクロードー

書評 深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫) 作者: 沢木耕太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/04/28 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (95件) を見る 第四弾はインドを出発してシルクロードへ 東南アジア、インドのけ…

深夜特急3ーインド・ネパールー

書評 深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫) 作者: 沢木耕太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/04/28 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (116件) を見る シリーズ第三弾 乗合バスの旅のスタート地点インドに上陸する…

深夜特急2ーマレー半島・シンガポールー

書評 深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫) 作者: 沢木耕太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/03/30 メディア: 文庫 購入: 10人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (121件) を見る シリーズ第二弾 前作のマカオからタイに入国、マレ…

深夜特急1ー香港・マカオー

書評 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫) 作者: 沢木耕太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/03/30 メディア: 文庫 購入: 13人 クリック: 199回 この商品を含むブログ (308件) を見る バックパッカーのバイブル 親世代の筆者がインドのデリーから乗…

ロストシンボル 上巻

書評&内容抜粋 ロスト・シンボル (上) (角川文庫) 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2012/08/25 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (21件) を見る 思考に関して、…