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kaidaten's blog~書評ノート~

日経新聞関連の時事ネタを中心に書評ノートを公開中。小説や実用書、自己啓発本についてもたまにエントリー。

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藤田晋の仕事学〜自己成長を促す77のセオリー〜

書評

IT企業「サイバーエージェント」CEO”藤田晋”さんが、サラリーマン(特に若手)向けに自身の仕事哲学を分かりやすく解説されている一冊。

 

印象に残ったのは、本の読み方について。大量に本を一読or流し読みするのではなく、これぞと思う一冊をとことん読み込むことで、疑似体験を繰り返し、少しずつ本の内容が自分のものになるという考えを述べらている。

 

読書に関する注意事項は「自助論」にも書かれていたが、自分もただ活字を読むだけでなく、そこに書いてある内容をきちんと実践し、自分のものにしていくことを心掛けていきたい。

 

 

 

内容抜粋

 

長い会社員生活は、トントン拍子にはいかないもの。とはいえ、そうそう悪いことばかりが続くわけでもありません。我慢していれば、必ずチャンスは巡ってきます。何があっても腐らないことが大切です。

 

モチベーションは高からず低からず。そのためには、ビジネスパーソンとしてこれから過ごす時間は長いんだ。まだこの先があるんだということを若いうちからしっかり意識しておくといいでしょう。視点が高くなって、広い視野で仕事を見ることができるようになり、気持ちも落ち着いてくるはずです。

 

プレゼンテーションで一番大切なのは、自分ではなく、聞き手にたくさんしゃべらせることです。

 

仕事の合間に、用もないのについメールをチェックしてしまい、集中力が続かないという人は、メールソフトを閉じておくことから始めてみるといいでしょう。何も考えずに自然に集中できる人などいません。自分なりにほかのことを断ち切る仕組みを考えてみてはどうでしょうか。やがて、本当に集中してくると。いわゆる「ゾーンに入る」(自分の世界に入る、はまる)状態になり、どんどんアイデアがわくなどして気分が乗ってきます。

 

本で得た知識とは、自分の経験と理解の範囲を超えているということです。だからこそ、本から知識を得る際には気をつけなければいけないのです。自分の経験からくる知識ではないので、読んでいる瞬間には強い印象を受けたとしても、その内容が記憶から薄れるのも早いのです。しかし、何度もしつこく読んでいれば、疑似体験を重ねることで理解が深まり、やがて自分なりの解釈ができるようになります。そして、自分の言葉で無理なく語れるようにもなります。最後にはどこから仕入れた情報か自分でも忘れてしまいます。

仕事の要領があまり良くないなと思う人の本棚に、ずらっといいビジネス書が並んでいるのを見たことがあります。

本は数を読めばいいわけではありません。一冊でも、これぞと思うものを何度か読み返す方がずっと自分の実になるのだとういことがよく分かりました。