マイナンバーカード 証明写真機で簡単申請〜日本経済新聞１０月１７日〜

証明写真機でマイナンバーカードが申請できる

2016年1月より導入されるマイナンバー制度を前にして、各社がビジネスチャンスを模索している。大日本印刷はマイナンバー管理用の個人番号カードの”申請手続き”に目をつけ、新たなビジネスモデルを構築しようとしている。普通に便利なサービスだと思うので本エントリーで紹介しておく。対象の日経記事は10月17日「マイナンバーカード 証明写真機で簡単申請」。

マイナンバーカード 大日本印刷が提供するサービス内容

大日本印刷は駅や商業施設などにある証明写真機で、マイナンバーの「個人番号カード」を交付申請できるようにする。利用者は約3分で申請手続きすることが可能に。2016年3月までに1500台の証明写真機にカード申請の機能を追加する予定で、2015年10月20日から、証明写真機「キレイ」で、個人番号カードの交付申請ができるようにするとのことだ。

まずは、家電量販店やスーパーなどにある700台弱が対象で、順次台数を増やす。利用者は郵送で届いた個人番号カードの交付申請書を持参する。証明写真機のスキャナーで申請書の2次元コードを読み取ったうえで、顔写真を撮る。その後、撮影画像などを確認すれば手続きが済む。撮影した顔写真を切り取り、申請書に貼り付けて郵送などの手間がいらないことが大きなメリットだ。昨今、人口減少などで証明写真機の1台当たりの撮影件数は減少している。大日本印刷は個人番号カードの申請機能を追加することで、証明写真機の稼働率を引き上げたいと考えている。