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kaidaten's blog~書評ノート~

日経新聞の要約や書評を中心にエントリーしてましたが、最近はざっくばらんにやってます。

日経新聞が調査した売れ筋お手ごろ万年筆

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自分を少し大人にしてくるお手頃な万年筆

新社会人や大学生になる人は準備が忙しくなるころ。スーツの新調や引っ越しなどに加え、できれば新しく買っておきたいものがある。

 

万年筆だ。

 

仕事や学業で使い続ける万年筆は、自分を少し大人に見せるし、使い慣れるにつれ育っていく。思いを込める時は万年筆に限る。

 

さて、日経新聞社が『初めて持つのに手ごろで実用的な』万年筆について専門家にアンケートを取り、ランキングを発表している(2016年3月5日夕刊)。かなり参考になったので、当ブログでも紹介することにする。

 

上位はパイロットなどの人気商品。いずれも書きやすさなどで入門編として定評がある。

 

 

 

第1位 カスタム74(パイロット)

 手になじむ太さ、ペン先硬めで書きやすく

1992年発売の日本語を書くことにこだわった万年筆。太すぎず、細すぎない軸はしっとりと手になじむ。ペン先は14金。硬めなのでボールペンに慣れた人もしっかり書ける。細字、中字、太字の基本タイプの他、やわらかい感じが出るソフト細字やソフト中細字などがあり、使い道に合わせて選べる。万年筆とはこういうもの、と言えるお手本のような1本、初めて使うならおすすめ。

 

第2位 #3776センチュリー(プラチナ)  

 インクが長い間乾燥しにくく

「#3776」には富士山の標高にちなみ、最高の品質を目指す思いが込められている。万年筆は長い間使わないとインクが乾燥して書けなくなる欠点があったが、キャップ内の気密性を高める独自の機構で乾燥を防止。2年洗浄しなくても書き出しがかすれない。ペン先は14金で極細、細字など7種類から選べる。軸はやや太め。感じのトメ、ハネ、はらいが書きやすい。

 

第3位 キャップレスデシモ(パイロット) 

 世界初のノック式、普段使いに便利

世界初のボールペンのようにノックしてペン先を出す万年筆。職場で急いでメモをサインするのに便利だ。ペン先は18金。細字、中字など4タイプあるが、一部の軸色は極細がない。軸はレッドやライトブルーなど8色あり、女性が喜ぶ鮮やかさできれいな色がそろっている。

 

第4位 プロムナード(セーラー)

青やシルバーの軸色をそろえ、若者にアピールするデザインが特徴。ペン先は14金で、軸色が黒の場合、極細から太字まで5タイプ。他の色は3タイプ。書き味がなめらかで長く使える1本。

 

第5位 エキスパート エッセンシャル(ウォーターマン) 

葉巻をモチーフにした丸みのあるデザイン。ペン先はステンレスで細字など3種類。筆圧に負けず書き味はなめらか。ふくよかなボディーが手になじみ、抜群の書き心地。

 

第6位 クラシックM205(ペリカン) 

ドイツで創業した老舗。定番「スーベレーン」シリーズのデザインを踏襲し、ブランドの魅力を手軽に感じられる。ペン先はステンレスで細字、中字など。インクは吸引式。

 

第7位 シェーファー100(シェーファー) 

 軽快でスタイリッシュ。手に取りやすい価格ながら高級感がある。

 

本当に使いやすい!

私は実際に、キャップレスデシモを購入。ボールペンのようなフォルムと万年筆のかき心地を合わせもち、かつ価格もリーズナブルでコスパ最強。毎日使うものだからこそ、よいものを買った方がよい。自分の決断に大満足している。

 

あなたも、自分だけの一本を手に入れてみてはどうだろうか。