人生は勉強が全て!京大出身者が教える効率的な勉強法
いかに効率化的に勉強するか
入試、資格、昇級試験。我々の人生には、常に勉強がつきまとう。そして、その結果によってその後の歩む道が変わっていく。
勉強の本質は何だろうか?我々は勉強することで何を得るのか?
それは「成長」である。成長するために勉強するのである。それがあるべき姿。
言われるがままに嫌々机に向かって行う暗記は「勉強」ではく「作業」である。主体性が伴うものが本来の意味での勉強である。
私が勉強を通じて得てきたものはなにか?
学歴(京大)と有名企業への就職、そして何より「思考力」の獲得である。考える力、自分で工夫する力は、「無」から何かを生み出すことのできる最大の武器である。
我々が今置かれている状況は、全て”思考”から始まっている。そして、その思考の礎になっているのが、これまでの積み重ねによって得られた知識や知見なのである。
勉強はとても重要な行為であり、人生を実りのあるものにしてくれる鍵の一つとなる。
仕事で楽したいなら、その分野について徹底的に勉強することだ。第一人者となれば、「なぜみんなそんなところで悩んでるの?」と思わずこぼしたくなるほどにイージーモードに入ることができる。
勉強を習慣にするには、普段の生活にある程度の"ゆとり"を持たせる必要がある。時間がなくては勉強は続かない。
そう。仕事をしながら自己投資を継続していくには"効率性"を求めていく必要があるのだ。
当エントリーでは、私が蓄積してきた勉強のテクニックをご紹介する。是非参考にしてほしい。
効率的な勉強には「流し読み」が必須
勉強を効率化するための第一ステップは、「全体像を掴む」ことだ。
勉強に限らず、物事の成功の秘訣は「全体像を掴む」ことである。成功する人はどこか達観している。目先の事に惑わされず、大局を見極める力を持っている。そのような力を持つには、物事を俯瞰して見るクセをつけておく必要がある。
では勉強において、全体像はどうやって掴むのか?
最も基本的な作業が「流し読み」である。
実際にやることは巷で話題の「フォトリーディング」に類似している。
まずは目次から読む。目次を読んで、本の内容を”想像”する。そしてその本をどう読んでいくか戦略を立てる。戦略というと大げさだが、要は、「この章や節ではどういう情報を得るのか」目的を持つということだ。これだけで頭に入る情報の質は変わってくる。
目次に目を通したならば、次は、内容を理解せずに本をパラパラとめくっていく。なんとなくどこに何が書かれていくのかを把握する。ここは超ラフでいい。
次にちょっと細かい流れの把握。
各章の繋がりを意識しながら読んでいく。読み込むのではなく、キーワードを追っていく。この段階では、ストーリーを意識して読むとよい。これを3回繰り返す。
徐々に精読に入っていく。その章でどんな情報を得るのかを考えながら読んでいく。ダラダラ読んでいてはいけない。読み込む時間は早ければ早いほどよい。ある程度の速読術を身につけておくことだ。
小説を読むときなどはゆっくり読み込めばいいと思う。しかし、勉強は「情報処理」なのだ。情報を取捨選択することで処理能力は大幅にあがる。
この一連の流れに身を投じるだけで、かなり効率的に本の中身を把握することができる。ストーリーさえトレースできてしまえば、後はこっちのものだ。
反復
二つ目のポイントは反復である。同じ問を繰り返し解く。マスターするまで解く。時間を短縮したいのなら、問題と解答を繰り返し読み込むやり方でも問題ない。とにかく、正解に至るまでのプロセスを頭の中に叩き込む。
日々コツコツやっていくことが重要。勉強は、解法を長期記憶に定着させたとき、初めて労力が対価となって発現する。
一日で詰め込んでやるより、複数日にわけて少しずつ消化していくことで記憶に定着しやすくなる。脳はそういう構造になっている。継続は力なりだ。
毎日コツコツ繰り返し学習を行うこと。これが最善の近道である。
自己投資
その分野で楽をしたければ勉強することだ。勉強に対する投資は積極的に行うべきで、そこはケチってはいけないだろう。
ほしい本があるなら買えばいいし、本当に役立ちそうなセミナーには出席すればよい。
時間と金銭の最も有効な使い方は自分への投資である。これは勉強に限らずだ。一家団欒のために費やす時間とお金だって、自分の人生を豊かにするための投資である。
投資の対義語は浪費である。日常的なギャンブルや、中途半端な外食などはいくらでもカットしてよい。その分の時間と金を自分への投資に充てる。
ちょっと話が脱線したが、自分の専門分野の本を買うことに躊躇してはいけない。知識やノウハウは無形の武器である。そこにはガンガン投資していく。後々、大きなリターンを得られるだろう。
私自身も得意分野に初期投資したことで、今、随分と働きやすくなっている。周りにも認められてもいる。
勉強を習慣にすれば世界が変わる
勉強を習慣にすることで、考えるクセがつく。無駄がなくなり、より好きなことに注力する時間を確保できるようになる。
スポーツや恋愛だって、自分の努力で好転させようと試みる。時には恥をかくかもしれない。しかし、本人は確実に成長している。超進学校は意外と部活動も盛んで、全国レベルの実績を収めている学校も少なくない。一流のビジネスマンは趣味も一流。そして、だいたい美人で気立ての良いパートナーに恵まれている。勉強によって培った考えるクセは、他の分野にも波及し、自分の人生を豊かなものにしてくれるだろう。
勉強は最大の武器。効率的な勉強法を自分の中で確立し、それを日々実践できるのであれば、大抵のことはうまくいく。
あなたは勝つか負けるかどちらを選ぶ?
勝ちたいなら勉強しよう。