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kaidaten's blog~書評ノート~

日経新聞の要約や書評を中心にエントリーしてましたが、最近はざっくばらんにやってます。

【学生向け】就職活動で内定を得るためのプロセス〜参考図書の推薦〜

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内定を得るための道のり

就活ブログの方でも紹介してきましたが、新卒の就職活動で大手企業に内定を得るためには、シンプルに以下の 4つのプロセスを踏むだけです。

 

①自己PRを完成させ、ESの雛形を作成する

WEBテストに対して最低限の準備をする

③面接で流暢に喋るための練習をする

④最低限の業界研究をする(OB訪問)

 

上記の通りに地道に正しい努力をすることで、内定取得確率は確実に上がります。満足して就職活動を終えることができるでしょう。

以下、順を追って説明していきます。

 

 

 

①自己PRを完成させ、ESの雛形を作成する

新卒の就職活動ではエントリシートの内容が自身の最大の武器にもなり、弱点にもなります。自己PRを完璧に仕上げておくことは、就職活動で結果を出すために必須とも言えるでしょう。具体的な作業手順は以下のブログで紹介しているので参考にしてみてください。

 

kyodaishukatsu.hatenablog.jp

 

kyodaishukatsu.hatenablog.jp

 

また、余裕があれば自身の文章力向上のために、論文試験の参考書を買ってみても良いかもしれません。論文試験を採用している企業も一部ありますしね。

そこで、私が就職してから資格試験取得のために購入した本で、良いものがあるので一冊紹介しておきます。私自身は友人から紹介されて購入したのですが、就活生にもオススメできる一冊です。

限られた時間の中で、他者にわかりやすく、かつ説得力がある文章を書きあげるための方法を行政関連のテーマを題材に解説しています。公務員試験向けですが、他にも応用の効く参考書だと思いますね。

 

 

WEBテストに対して最低限の準備をする

ほとんどの大手企業が、エントリシートの提出時にWEBテストを課します。種類はいくつかあり、自宅PCから受けられるものもあれば、テストセンターのように所定の施設で一人で受験しなければならないものもあります。

内容は中学生レベルの択一式ですが、時間に制限のある中でできるだけ多く正解を導くためにはそれなりのコツが必要です。逆に言えば、一時期勉強して出題傾向を把握し、解法を暗記しておけば恐るるに足らずです。内容は毎年変わらないので、先輩から不要になった参考書をもらってしまえばよいでしょう。

 

 

 

 

 

ただし、一部の外資系企業では独自の筆記試験を課すことがあります。一般的なWEBテストに比べて難易度は格段に高いです。こればっかりはご自身のこれまでの蓄積で対応するしかないですが、強いて参考書をオススメするならば、やはり公務員試験向けの参考書となってしまいます。

 

 

 

畑中敦子の判断推理ザ・ベスト プラス

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③面接で流暢に話すための練習をする

これが就職活動を成功させるために最も重要なポイントです。当たり前ですが、多くの企業で採用活動で重きを置くのが人間性を判断する「面接」、協調性やリーダーシップを判断する「グループディスカッション」です。

 

kyodaishukatsu.hatenablog.jp

 

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ただ、上記のエントリーで紹介している通り、面接もグループディスカッションも結局反復練習でなんとでもなります。就活塾に入るのもいいかもしれません。客観的なアドバイスがもらえるし、ESの添削など面接以外にも幅広く手厚くサポートしてくれるみたいです。ただ、その手の業者の受講料は概して高額です。なによりそれで内定を得たとして、その後仕事で困難にぶつかったとき、「あのとき私は就活塾の助けのおかげで今の企業に就職できた。本来なら入ることなどできない企業に入ってしまった」と挫折してしまうことはないでしょうか。就活塾の存在そのものを否定するわけではありませんが、なんでも人に頼りきりになるのではなく、ある程度自分自身で計画を立て、戦略を練り、試行錯誤する中で能力を上げていくことが、長い視点でみれば自分自身にとってプラスになると思います。

さて、参考書としては以下を紹介しておきます。Kindle版です。

私自身についていえば、就活時にはこの手の参考書類は読まず、ひたすらベンチャー企業の面接で反復練習をしていました。ただ、採用側の視点などをある程度知識として持っておけば、効率的に面接で喋る能力を上げていけると思います。

 

 

④最低限の業界研究をする(OB訪問)

一部のハイスペック就活生を除き、就活生はできるだけ多くの企業にエントリーしておくべきだと思います。持駒は多いに越したことはありません(就活が佳境を迎えるにつれて、毎年多くの学生が持駒”0”の状態になり、自分の認識の甘さに後悔しています)。また、お金も払わずにあらゆる企業の社員と会い、その仕事内容について懇切丁寧に教えていただけるのは新卒の就職活動時くらいです。その特権は活用した方がよいでしょう。

ただ業界研究は最低限でよいと思います。意外と面接で業界の難しいことは聞かれません。結局知識ではなく、人物重視だからです。大手商社や海運、大手ディベロッパーなどの超人気企業は例外となりますが、その手の企業ではOB訪問がほぼ必須なので、その中で内情を教えてもらい、面接までに生きた知識を蓄えていけばよいでしょう。ただし、以下エントリーで紹介しているように、OB訪問は点数化されているので、細心の注意を払って、きちんと準備して臨みましょう。

 

kyodaishukatsu.hatenablog.jp

 

最後に

私自身、就職活動時には努力して第一志望の企業の内定を勝ち取ることができました。それでも入社してみると理想と現実の大きなギャップを感じ、悩むことが多々あります。隣の芝生が青く見えるなんてしょっちゅうです。

 

就職活動時には、内定企業でその後の人生が薔薇色になるか否かが決まる、といった極端な考えを持っていましたが、実際はそんなことありません。私には、地元の市役所で公務員として働いている友人がいます。学生の頃の私は「公務員なんて!」と就職先の選択肢の一つにも入れていなかった公務員ですが、その友人は現在、仕事もプライベートもマイペースに頑張っており、とても幸せに暮らしているみたいです。

 

人生いろいろなんです。

 

ただ、その時々で試行錯誤して頑張ったことは、必ず自分の糧となります。人は何かの節目がないとなかなか真剣に頑張れないもの。就職活動は、内定を獲得するための他者との競争であると同時に、自分自身との闘い、自分自身を磨くチャンスであることを忘れないでください。