高山に行ってきた。思ったよりよかった
飛騨・高山の「高山」の方に行ってきた
高山は岐阜の奥地にある観光地。歴史的な街なみを生かした景観政策が功を奏し、近年では、訪日インバウンドも拡大の一途。全国的にも成功を収めている都市の一つだ。行きの特急列車「ワイドビュー飛騨」にも欧米の外国人観光客が多く同乗していた。
駅に着くと、平成29年に完成した自由通路が出迎えてくれる。建築家「内藤廣」氏監修のもと、高山の歴史を象徴する「高山祭」に使用する道具を展示している。
この写真は、神輿的なものの展示。作業工程がわかるような工夫が施されているので勉強になる。駅前は今も開発中で、西側にはロータリーや、建設中の高山市役所の新庁舎の基礎が見える。
ちなみに飯もうまい。こちらは地元の居酒屋で出てきた「漬物のステーキ」。高山は豪雪地帯の一つで、保存食である漬物一つとっても、様々な食べ方がある。意外だったのは、魚がうまいこと。「山奥」というイメージが強かったが、すぐ北には富山県があり、近年の自動車交通網の発達により、日本海から新鮮な魚介類が届く。
高山の観光地は、駅の東側に位置する「古い街並み」だ。江戸時代の町人町の面影が残る風景には心が安らぐ。宮川沿いの「朝市」もいい感じだ。午前中は、交通規制を行っており、市場が軒を連ね、観光客で溢れかえっている。
飲屋街の中には、めずらしいお店が。なんと弓道体験が300円でできる。初心者でもコツを掴めば意外と的に当たる。普通にエンジョイできた。
博物館にはこんな感じの展示も。春と秋の二回ある「高山祭」で使用するものだそうだ。圧巻だ。
街の人もゆったりとしていてよかった。またゆっくりと旅行に来ようと思う。