家の前のガス管工事にクレームを入れた結果
うるさすぎるガス管工事とうますぎるリターン
家の前で古くなったガス管の付け替え工事が始まった。
ガス管は道路の下を通っているので、道路を掘削して工事を行うことになる。当然、片側交互通行による通行止めと交通整理が伴う。このため、特に幹線道路の場合は交通量の少ない夜間工事とならざるをえない。うちの場合もそうだった。
ガス管工事に限らないのだけども、地下での作業が終わり朝方に向けて道路をアスファルトで復旧する工程、これがとにかくうるさい。ガタガタガタガタガタ、本当に眠れない。
ということで、早速工事請負会社と発注者のガス会社にクレームの電話を入れる。安眠が阻害されているのだから当然だ。対応によっては、道路管理者とか交通規制を所管する警察にも一報を入れようと考えていたが、その必要はなかった。
結論から言うと、家の前でガス管工事が行われる日には朝食ビュッフェ付きのホテルの部屋が手配されるようになった。ついでにQUOカードももらった。工事の最終日には1泊1万円以上のいい感じのホテルに泊まることもできた。
ビバ、ガス管工事。ちょっとした旅行気分。
自治体が行う公共工事の場合こうはいかなかっただろう。さすが大手ガス会社。潤ってるなー。
結局この世の中、物言う者が得をする。私はホテルでの非日常な時間とおいしい朝ごはんとちょっとしたお小遣いをいただき、ガス会社ははした金の経費でクレーマーを抑えつけて無事に工事を進めることができる。ガス管も新しいものに代わって公共の福祉は増進される。だれも損はしない。みんなハッピー。これぞ、Win-Win。ビバ、ガス管工事。