決算書がスラスラわかる財務三表一体理解法
内容紹介
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
- 作者: 國貞克則
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: 新書
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貸借対照表 = 右側がどのようにお金を集めてきたか、左側が集めてきたお金を何に投資しているかを表す
流動比率 = 流動資産(BSの資産の部)÷流動負債 (BSの負債の部) ⇒ お金払い度
営業CF = 経常収支(営業活動に関する現金の出入り)
財務CF = 財務収支(借入や返済に関する現金の出入り)
投資CF = 有価証券取得・売却(子会社への投資、株式持ち合い等)、固定資産取得・売却(工場建設や設備導入及びそれらの売却等)など、投資活動に関する現金の出入り
財務3表の繋がり
PLの当期純利益はBSの繰越利益剰余金とつながっている
BSの左と右は常に一致
CSの現金及び現金同等物の期末残高はBSの現金及び貯金と一致
間接法CFの一番上はPLの税引前当期純利益と一致
減価償却費 = 固定資産を耐用年数で割った値(※定額法、分割払いする感じ)
繰越資産 = 例えば創立費みたいに、分割して費用に計上していくべきもの
BS純資産の部の資本剰余金
= 株主から払い込まれた資本のうち資本金に組み込まれなかった金額
BSの純資産の部の利益剰余金
= 会社が自ら稼ぎ出した金の内、社内に留保しておく分
(※配当で出て行く分はBSには現れずに財務CFの配当金支払に現れる)
主な財務分析指標と評価の目安⇒P169に記載
自己資本比率=自己資本÷総資本
固定長期適合率=固定資産÷(自己資本+固定負債)
CSのパターンで会社の状況が推測できる ⇒ P183