ホリエモンとキンコン西野の著作「バカとつき合うな」が全然おもしろくない
ペラペラなビジネス本
ホリエモンとキンコン西野の著作がけっこうな売れ行きを見せているということで、本屋で立ち読みしてみた。「バカとつき合うな」というタイトルどおり、二人が考えるいろんなバカをこけおろしにしていく構成になっている。この時点で愚痴の踊り書きみたいで嫌悪感を抱くのだけど、何が気にくわないって、ペラッペラな内容のくせにこれがよく売れていること。
最近のビジネス本の売り上げは、著者の人気を表すバロメーターみたいなもの。この二人ってやっぱりネット界隈ではすごい人気で、個人的に二人とも一目置いているから本が売れるのは分かるんだけど、こんな稚拙なビジネス本に重版がかかるなんてちょっとどうかしてる。
こんなん書籍化せんでもええやん。魂をかけて書かれた小説と、数時間のインタビューを書き下ろしたしょうもないビジネス本が同じ棚にのり、後者の方がよく売れているという事実。
まぁ、そもそもタレント本てそういうもんか。自己啓発本というよりもエンタメだからね。その辺の週刊雑誌みたいなもの。そういう視点でみればよかったのか。
書いている途中で合点がいったのでこの辺で終了しておくよ。